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遺伝子検査ダイエットとは

DNA

こんにちは。

今日はダイエットのお話をしていきたいと思います。

本日のテーマは「遺伝子検査ダイエット」です。

皆さんは「遺伝子検査ダイエット」というと、どんなイメージがありますか?

難しそう?痛そう?高額そう?

一体どんな検査なのか、ご説明しますね。

 

遺伝子検査ダイエットとは?

「今までダイエットしてきたけど全然成功しない」「自分に合ったダイエットが知りたい」という方に、今回の記事はおすすめです。

「遺伝子検査」がどのように「ダイエット」と繋がっていくかというと、とても簡単に説明すると、自分の肥満遺伝子を分析することで効率的なダイエット方法

・何を制限すれば痩せやすくなるか

・何をすれば痩せやすいのか

が判明するのです。

自分の体質がよくわからないまま、なんとなくダイエットを始めるよりも、自分にあうダイエット方法を知ってダイエットをすれば、成功への道は近くなります。

遺伝子検査ダイエットはとても効率的にダイエット成功へ導く方法と言えそうですね。

ちなみに、肥満の要因は2つあります。

ひとつは【環境要因】。

もうひとつは【遺伝要因】です。

環境要因はあなたの努力と工夫で変える事が可能ですが、遺伝要因は変えることができません。

この要因部分を知ることで、自分の体質に基づいた効果的な原料方法を知ることができます。

もう少し詳しくご説明します。

遺伝子検査は、遺伝子の持つ情報を解析することで、生まれ持った病気のなりやすさや、体質などを知ることができる検査です。

「DNA検査」と呼ばれることもあります。

遺伝子検査はこの10年近くでDNA検査の解析技術が急速に発展し、分析にかかる費用が低くなるとともに短時間で行えるようになりました。

また血液ではなく唾液でもカンタンに遺伝子を調べることができるようになり、新しい病気の予防法として身近な検査となりました。

ちなみにダイエットと直結するだけでなく、かかりやすい病気についても知ることができます。

病気は遺伝子と生活習慣の双方の影響で、発症の有無やその程度が決まると言われています。

病気を未然に防ぐためにも、検査で自分の「遺伝子型」を知って、遺伝的にかかりやすい病気の傾向を知り、病気にかからないための生活習慣改善をしていきたいですね。

 

遺伝子とは?

ちなみに「遺伝子」とはなにかというと、

親から子供に、身体的な特徴が「遺伝」するのはよく知られていますが、この特徴を決めているのが「遺伝子」です。

遺伝情報はどの細胞にも存在する「DNA」の並び方で決まっています。

 

DNAとは?

では「DNA」についてカンタンにご説明します。

「DNA]は「デオキシリボ核酸」を略したものです。DNAはヒトでいえば、60兆個にも及ぶすべての細胞に存在していて、DNAの情報に基づいて体の細胞・器官・臓器が作られていくので、「体の設計図」とも呼ばれています。

 

遺伝子検査方法

遺伝子検査の方法ですが、「遺伝子検査キット」というものがインターネットで購入するか、エステサロンサロンなど遺伝子検査を取り扱う店舗にて実施する方法があります。

価格は、調べる遺伝子の数などや、メーカーによって異なり、安いものですと4千円程度、さらに精密になると3万円程度のところもある様です。

気になる検査の方法ですが、唾液」頬の内側にある粘膜)を採取して専門機関に送付するだけ。思った以上に手軽でカンタンですね。

(キットによっては違う方法もあると思います。選択する時は検査方法も検索してみてください)

採取の時は、キットについてくる綿棒を使います。送付先もキットに記載されているので、迷うことはないと思います。

結果は自宅に送付されてきます。

場合によってはWEB上で結果が確認できることもあるようです。

結果が送られてきたらまずはしっかりと確認しましょう。キットによって結果の書かれ方は違いますが、遺伝子から体質や肥満についての関係。おすすめのダイエット方法がわかると思います。

結果の記載方法はキットによって違いますが、

大きく4つの遺伝子型ダイエットタイプに別れていて、それを知ることができます。

 

遺伝子のタイプ:①リンゴ型

炭水化物や甘いものを食べると、内臓脂肪がつきやすいタイプ。お腹まわりから太る傾向があります。

糖質で太りやすいので糖質制限ダイエットが効果的です。

 

遺伝子のタイプ:②洋なし型

脂質の代謝が苦手。主に油分、脂質で太り、お尻や太ももなど下半身に脂肪が付きやすい特徴があります。体が冷えやすく、皮下脂肪の燃焼に難があります。

揚げ物・脂身・クリームなど控えるようにしましょう。

 

遺伝子のタイプ:③バナナ型

筋肉がつきにくく、一度太ると痩せにくい。

基礎代謝が高く、脂肪の分解が早い体質で、基本的には太ることはありません。

このタイプで太っている場合、筋肉が不足している可能性が大きいです。

 

遺伝子のタイプ:④アダム・イヴ型

遺伝子よりも生活習慣が重要。

日本人には4パーセントしかいないと言われています。

運動不足で筋肉が少なく、1日の消費カロリーより多く食べている可能性があります。

筋肉をつけて基礎代謝を上げ、食べ過ぎに注意です。糖質・脂質・タンパク質などとくに気にする必要はありませんが、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

タイプにより対策をする

この4つのタイプのうち、自分がどのタイプか知ることでダイエットする際どこに気をつけていけばいいかを知ることができます。

そしてエネルギー代謝にまつわる5種類の遺伝的な体質についても知ることができます。

食事に関しては、高カロリーのものを好むか(高カロリー嗜好)、それを食べすぎる傾向にあるか(高カロリー嗜好過食傾向)を判定します。

さらに、脂質の代謝が悪いか(内蔵脂肪型)、糖質の代謝が悪いか(皮下脂肪型)、痩せやすい傾向にあるか(痩せ型)を知ることができます。

脂質の代謝が悪い人が低糖質ダイエットをした場合は、摂取カロリーが減ることで体重が減るかもしれませんが、実際には脂質の摂取量をへらす方が効率的に痩せることができる、ということになります。

ダイエットには流行がありますよね。

古くは「リンゴダイエット」や、炭水化物抜きダイエット、バターコーヒーダイエット、など、その時その時で飛びついていた人はご用心です。そのダイエットが自分に合っている、とは限らないのです。

例えば脂質の代謝がいい場合、タンパク質が体に溜まりにくい、ということになります。

そのため、タンパク質の摂取を減らしてしまうと。筋肉が衰えていく可能性があるのだそうです。そうなってしまうと、一時は痩せることができたとしても、将来的に筋力が衰えて、足腰が悪くなったり、ということがあるのだとか。

ダイエットだけでなく、将来の健康にも気をつけていきたいですね。

遺伝子検査をすると、自分がどんなダイエットをすればより効果的かを考えて実行出来る様になります。結果には細かくダイエットの指導が記載されていることが多いので、その通りに実行すれば結果に結びつくでしょう。やみくもに始めるよりもとても効率的でやる気もあふれてきますね。

 

ちなみに「キットで検査するのは不安…」という方は病院でも検査することができます。キットで検査するよりも先生の話を直接聞きたい、という場合や、疑問をその場で解決したい、という方にもおすすめです。

病院のなかでも「ダイエット外来」「肥満外来」がもうけてある病院を選んで行ってみてください。

検査方法はキットと同じで、頬の内側の粘膜を取ります。すぐに終わるので安心してくださいね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

遺伝子ダイエットは、受けたからといって必ず痩せられる、というものではありません。

ですが、効率的にダイエットを行うための強い味方になってくれると思います。

「どんなに頑張ってもなかなか痩せない」という方は、ダイエット方法を見直すきっかけにもなります。検査はとてもカンタンだということも分かっていただけたと思うので、気軽に検査してみてはいかがでしょうか。